
顧問先の社長がライブハウスで歌うという。
最初は「1回だけですよ(笑)」と言っていたのが早3回目。
しかも今回はトリをつとめるという。
期待と不安が入り交じる中、意を決して応援に向かう。
社長の出演時刻まではだいぶ時間があるので、久々に銀座をブラブラ
妻が大好きなマカロンをお土産に買った。

マカロンってのは値段と大きさのバランスが悪いお菓子のひとつだと思う。
自作できないものか。
今「巨大〜」をつくるとしたら「マカロン」 そして「ピノ」だ
銀座で軽く一杯引っ掛けて会場のある代々木に向かう。
到着するもまだまだ時間がある。
社長の前に何組か出演するのだが、その中に地元沼津出身者がいた。
加藤望さん
見た目の可愛らしさとは裏腹に、バラードをしっとりと歌い上げる。
たまたま目の前に陣取って歌を聴いていたら、「あなた〜」みたいなくだりで目が合ってしまった(ような気がした)。
「おいおい、オレかい?」
ほろ酔い気味でくだらない妄想を膨らませながら、ただただ狼狽えるシャイガイ。
目をそらさずには居られなかった。
年齢は不明だが、加藤望 なかなかヤる娘だ。
是非とも頑張ってもらいたい。
まだまだ社長の出番はこない。
ライブハウスの前に気の利いた飲み屋を発見。

芋焼酎とタテガミ
ウマすぎ♪
すると出番待ちの社長がひょっこり現れた。
緊張に押しつぶされそうな面持ち。
「まあ、一杯♪」「社長、リラックスですよ、リラックス♪」
お酒ですっかりフニャフニャになった我々に励まされ、ガチガチの社長は再び会場に戻っていった。
いい気分で会場に入り、社長の歌を聞聴くべくど真ん中に陣取る。
私はビデオ撮影担当なので写真はなし。
まずは弾き語りから始まる。
つい先日ギターの練習を始めたばかりの社長。
当然のごとく失敗するも、会場の雰囲気が一気に暖まる。
笑いで始まった社長のライブは、社長の人柄をそのまま表す優しい流れ。
この人が皆に愛される理由が分かった気がする。
終わってみれば拍手喝采、大成功の内容。
不安に満ち溢れていた社長の顔はスッキリとした表情に塗り変わっていた。
社長、あんたは幸せ者だよ。
社長の歌を聴き終えた我々は、終電の時間ギリギリとなり、不安と焦りに満たされながら駅まで全力疾走。
山の手線が遅れるというドラマティックな展開も無事クリアし、最終の新幹線に乗り込んだ。
社長は震災復興のためにも頑張っている。
熱海で営む自身の会社も震災の影響を受け苦しい状況だ。
書道の心得がある社長が会社として、そして一個人として出来ることを考えた。
「あきらめねえよ!」タオルとうちわ

何度も苦難を乗り越えてきた社長を支えてきた言葉なのかもしれない。
地元熱海はもとより、じわじわと広がっている「あきらめねえよ!」の気持ち。
もっともっと広がっていくことを願っている。
詳しくは
こちら
今自分にはどんな「力」が必要なんだろう。